2011年4月 7日アーカイブ

スイセンの原種(ヒガンバナ科スイセン属) Narcissus bulbocodium


花緑センターで変わったスイセンが咲きました。とてもスイセンと思えない花ですが、地中海原産の原種のスイセンの1種とされています。花弁の部分はほとんど目立たず、ラッパ状の副花冠だけが目立ち、どの姿から「ペチコートスイセン」(英名 Hoop petticoat daffodil)とも呼ばれています。
なお、スイセンはユリ科として知られていましたが、最近はヒガンバナ科に分類されています。


花と緑のまちづくりセンター 平成23年4月7日撮影 110

ヤハズエンドウ(マメ科ソラマメ属) Vicia angustifolia


別名の「カラスノエンドウ」がよく知られています。オリエントから地中海原産の植物で、日本では畑は路傍の雑草となっています。かつては作物として栽培された歴史があり、このため若芽や若い豆果は食用となります。ヤハズの名は小葉の先端がくぼみ、弓矢の弦を受ける部分(矢筈)状になっていることが由来で、近縁のスズメノエンドウやカスマグサとの区別点となっています。


薬研堀 平成23年4月7日撮影 109

アオキ雌花(ミズキ科) Aucuba japonica


アオキの雌花がひっそりと咲いていました。目立たない花ですが、じっくり見るとなかなかかわいいものです。アオキは日本原産の植物で、森林の林床に生育しています。このため明石公園でも日陰となるところではよく育っているようです。雌雄異株で、秋には赤い実がなり、小鳥たちの食糧になっています。


桜堀 平成23年4月7日撮影 108

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