ピンクのアセビの花が咲き始めました。釣り鐘型のかわいい花です。クラヤノトキシン(旧名アセボトキシン)という毒を含んでいて、馬がこの葉を食べれば酔ったようになることから馬酔木(アセビ)と名付けられました。奈良公園ではシカがこの木を食べないのでアゼビだからになっていますし、兵庫県下の森林では中国原産で紙の材料となるミツマタが大繁殖しています。これもシカが増えすぎたからと言われています。アセビの由来は人が食べても足がしびれる→アシシビレ→アシビ→アセビになったと言われていますがこじつけのような気もします。花は通常は白ですが、たまにピンクのものも見かけます。この木の花はガクも薄いピンクで半白の花弁と合ってなかなかきれいな花でした。
園 内
平成24年3月8日撮影 161