2012年4月19日アーカイブ

ナミテントウ (コウチュウ目テントウムシ科) Harmonia axyridis


イロハモミジの花を撮影中に、ナミテントウと出会いました。枝や葉の表裏を動き回っていました。幼虫も成虫もアブラムシを食べるため、生物農薬でもあります。伸び始めたカエデの葉の裏にはアブラムシがびっしりとついていました。これを求めてナミテントウはやってきたのでしょう。成虫で越冬するのは、餌が豊富な春先に合わせるためなのでしょうか。テントウムシとも呼ばれますが、何テントウか判らないことがあるため「並みのテントウムシ」と名付けられました。翅(はね)の模様は様々なバリエーションがあり、この個体は「黒地に大きな赤紋」タイプです。


園 内
平成24年4月19日撮影 164

イロハモミジ (カエデ科カエデ属) Acer palmatum


イロハモミジの花が咲いています。といっても、直径が5?6mmのひじょうに小さな花なのでほとんど目立ちません。雄花と両性花とがあり、写真左の雄花では5枚の萼と5枚の花弁、8本の雄しべがあります。右の両性花はほかに雌しべがあります。風媒花で昆虫の世話にならずに受粉できるのですが、なぜ、雄花と両性花なのでしょうか。普通に考えれば雄花と雌花、または全て両性花でよいと思うのですが、雄花は他家受粉、両性花は自家受粉用と思うのは考えすぎでしょうか。


園 内
平成24年4月19日撮影 163

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