2012年5月アーカイブ

ユキノシタ (ユキノシタ科ユキノシタ属) Saxifraga stolonifera


ユキノシタのかわいらしい花がひっそりと咲いています。5枚の花弁のうち下の2枚が白く大きく、上の3枚は薄紅色で濃い赤紫の点があり、とてもきれいです。長い雄しべもめだちます。ユキノシタは日本、中国に分布し、湿った日陰に生育します。語源は白い花が雪で、その下に緑の葉があるという説があります。民間薬として火傷や熱冷ましなどに使われたきました。


花と緑のまちづくりセンター
平成24年5月25日撮影 169

スイカズラ (スイカズラ科スイカズラ属) Lonicera japonica


屋上庭園ではナニワイバラが終わり、スイカズラが咲き出しました。木本性ツル植物で、独特の花を咲かせます。咲き出しは白ですが、やがて黄色に変わり、写真のように同時に見られます。5枚の花弁のうち4枚は上に反り返り、1枚は下側に曲がり込みます。日本、中国、台湾に分布しますが、ヨーロッパやアメリカ大陸に帰化し、畑や森林の有害植物となっています。外来種は日本だけのものではないのですね。常緑で冬でも葉を落とさず堪え忍んでいるところから「忍冬(にんどう)」という別名もあります。私はこの名の方が好きです。


花と緑のまちづくりセンター
平成24年5月25日撮影 170

ナガサキアゲハ (チョウ目アゲハチョウ科) Papilio memnon


剛ノ池のフェンスに掛けられた木製プランターのダイアンサスの蜜を吸っているナガサキアゲハ♀を見つけました。ナガサキアゲハは日本のチョウの中でも大型のもので、尾状突起がないためわかりやすいチョウです。ミカン、カラタチなどのミカン科の植物が食草で、園内で成虫も幼虫もよく見かけます。かつては九州南部までしか分布していませんでしたが、地球温暖化の影響で北上を続けていることで有名です。現在は関東から東北へ分布を拡大しているそうです。


花と緑のまちづくりセンター
平成24年5月17日撮影 168

ナニワイバラ (バラ科) Rosa laevigata


屋上庭園のナニワイバラは今年も見ごろを迎えています。一昨年にも掲載しています。原種に近いバラですが、一重の花びらで古風な印象を与え、まるで夏椿のような花の形をしています。江戸時代に難波の商人によってもたらされ、この名前がつけられたようです。しかし、鋭いトゲにはご注意ください。


花と緑のまちづくりセンター
平成24年5月10日撮影 166

ジギタリス (ゴマノハグサ科) Digitalis purpure


屋上庭園ではジギタリスが咲いています。地中海沿岸から中央アジア、北アフリカ等に分布し、古くから知られた園芸植物です。毒草としても知られ、観賞用、薬用に世界中で栽培されているそうです。指サックに似た花の形からギリシャ語の「指」を表す digital に由来する学名を持っています。このデジタルはコンピュータ用語のアナログに対する、デジタルと共通の語源だそうですが、意味はよくわかりませんでした。


花と緑のまちづくりセンター
平成24年5月10日撮影 167

トラフシジミ (チョウ目シジミチョウ科) Rapala arata


春のチョウが飛び始めました。センターではウスベニカノコソウの蜜を求めて、トラフシジミがやってきました。春型の♀で、蛹で越冬したものです。止まっているときはほとんど翅を開くことがないため表面は見ることができません。食草はリンゴ、フジ、クズ、ウツギ、ナツハゼなどです。全国に生息しますが、明石公園ではあまり見かけません。珍しいものを見ました。


花と緑のまちづくりセンター
平成24年5月7日撮影 165

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