花緑センター前の公衆トイレの横にはヒマラヤシーダーの大木が植栽されています。その枝の上には白っぽい大きな樽型の球果が並んで直立しています。別名ヒマラヤスギとも呼ばれていますが、スギではなくマツ科の植物です。その実はマツボックリと同様に球果と呼ばれて、熟すと茶色に変色します。写真のものは下部から徐々に熟してきているところです。種子はマツと同様に鱗片の間にあり翼を持っていて風に乗ります。違いは球果の鱗片が、マツではくっついたままでいわゆるマツボックリとなるのに対して、下部からパラパラと落下してしまい、最後には形がなくなってしまします。
花と緑のまちづくりセンター前
平成24年8月7日撮影 177