ランチ&講演会「'夜来香'作出者が見せる現場の風景...優良苗が生まれるまで」が開催されました。

開催日:3月15日(木)
会 場:神戸市指定有形文化財ジェームス邸
講 師:青木 宏達 氏(ローズブリーダー)
参加者:55名
内 容:暖かい日差しに恵まれた今回のランチ&講演会。明石海峡と淡路島を一望するジェームス邸で穏やかな春のひとときを過ごすことができました。

ジェームス邸.jpg
青空の下にたたずむ神戸市指定有形文化財ジェームス邸

淡路島を望むリサイズ.jpg
 ジェームス邸展望台から淡路島を望む

会場風景リサイズ.jpg
 講演会会場のジェームス邸メインダイニング

<講演会> 今回は、バラ苗生産量日本一で全国シェア約6割を占めるバラの町岐阜県大野町から、ローズブリーダーの青木宏達さんをお招きしました。

青木さんの代表作'夜来香'は、香りのバラとして有名で、2012年国営越後丘陵公園『国際香りのばら新品種コンクール』で金賞・国土交通大臣賞・新潟県知事賞のトリプル受賞に輝いた名花です。
(その国営越後丘陵公園の香りのバラ園ガーデナー、石原久美子さんには、6月9日(土)開催のローズセミナーの講師として来神していただきます。)
'夜来香'をご存知の方や自宅で栽培されている方も多いことと思います。ご自分が育てられているバラたちが大野町産だと知り、更に大切に育てたいとの感想も聞かれました。


青木さんは60アールの畑で300種類以上、年間10万本のイバラ苗を作り、接ぎ木をして販売されています。講演では、私たちがあまり目にすることのないバラ苗の圃場の風景の写真を見ながら、「苗屋さん」の仕事や優良苗がどのように育てられているのかの具体的なお話を聞くことができました。種から苗へと成長させる過程で2年を要することや、丈夫なバラを作るための品種改良の苦労話をお聞きし、一層バラに対する愛着がわきましたとの感想が聞かれました。
生産と同時にバラ品種改良にも積極的に取り組み、'イエライシャン'のほか、真っ赤な花'ローズオリ'、香りが良く薄紫色の花'亜欧(アオ)'を新種登録されていて、バラを心から愛し慈しんでおられる様子を垣間見ることができました。
自宅でバラのオープンガーデンもされているとのことで、是非伺ってみたいと思われた参加者も多かったと思います。

図1作業中の青木さん.jpg
 作業をする青木さん

重図4お孫さんと一緒の青木さん.jpg
 お孫さんと一緒にオープンガーデンでお出迎え

苗屋さんの愛情あふれるお話に、心もバラの花のように膨らむ思いでいっぱいになりましたとの参加者のうれしい言葉をいただきました。

講演風景.jpg
 講演風景

<ランチ>
黒毛和牛の炭火焼ローストビーフをメインに、リンゴと大根のバラ仕立てや、バラのエッセンスがうれしいアップルパイとバニラアイスなど、ローズクラブにふさわしいお料理をジェームス邸に提供していただきました。

ローストビーフ.jpg
炭火焼ローストビーフ

<見学>
ジェームス邸スタッフの案内で、10000平方メートルの広大な庭園や、展望台「望淡閣」などを見学でき、行楽気分を味わうことができました。