兵庫県立播磨中央公園

ひょうごローズクラブ発足から1年が経過し、県内各地でバラにちなんだイベントなどが多く行われ、バラの花がより一層人の心に広がっている様に感じられます。

バラの花は、「花の女王」と呼ばれ、その気品あふれる姿かたちや香りによって昔から広く人々に親しまれ、花束を贈り物にされたり、花瓶に生けてお部屋に飾られたり我々の生活の一部としてとけ込んでいます。



播磨中央公園のバラ園は、五峰山麓のなだらかな丘陵地に広がる公園の南端、「四季の庭」の一角にあります。

ばら園の中央には豊かな水がわき出る噴水を配し、背景には滝があり雄大な自然の中、約140種4,000株のバラを見ていただけます。
ここのバラの多くはモダンローズと呼ばれる種類で、1867年以降に作られたもので、それ以前に作られたバラは、オールドローズと呼ばれています。
ヨーロッパのオールドローズは一季咲きで、初夏にしか花の姿を楽しむことができませんでした。



モダンローズの多くは四季咲きで、この性質は日本や中国のバラとの交配によって獲得されたものです。
アーチやポールにからむつる性のバラや、大輪で一枝にひとつ、又は少数の花をつける、バラと言えば思い浮かぶ形のハイブリッドティ、中輪で比較的長い間、次々と花を咲かせる房咲き性のフロリバンダなど、様々なモダンローズの美しく可憐な姿とバラの高貴な香りを楽しんでいただけます。
また、春と秋のバラのもっとも美しい期間に「ばらまつり」を開催し、期間中、鉢バラやバラグッズなどを販売します。



この「四季の庭」はバラ園のほかロックガーデン・フラワーバレー・テーマガーデンなど個性的な庭園があり約600種12万本の様々な植物が息づいており、何度来ても飽きない庭園となっています。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。