ひょうごローズクラブ令和元年度総会&ローズセミナーが開催されました。

ひょうごローズクラブ令和元年度総会&ローズセミナーが開催されました。
開催日:令和元年6月29日(土)13:00?15:30
会 場:兵庫県民会館(神戸市中央区下山手通)
詳細はこちら→19総会パンフレット(外面) .pdf
       19総会パンフレット(内面) .pdf

今回のオープニングには初めての企画が登場しました。いけばな小原流研究院講師で、兵庫県いけばな協会理事の松井博士氏による「いけばなデモンストレーション」です。
穏やかで初心者にも分かり易いトークを交えながら、刻々と華やかに姿を変えていく作品に参加者の皆さんの視線が集中。豪快でしかも繊細に生けられていくシーンを目の当たりにして、生け花の魅力を再認識したとの感想が寄せられました。
若手講師による華やかなパフォーマンスに、素晴らしかった、また見たいとの感想がたくさん寄せられました。
ローズクラブの総会ということで、バラをメインに、漂白したヤシの葉やオンシジウム、カスミソウなどで豪華に仕上がった作品で会場内が華やぎました。

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トークを交えながら「いけばなデモンストレーション」を行う松井博士さん

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完成した作品の前で微笑む松井博士さんと石原理事長

総会では、来賓の荒木副知事からご挨拶をいただいた後、142名の参加者のもと、平成30年度事業実績及び収支決算と令和元年度事業計画及び収支予算、役員の選任についての議案が原案どおり承認可決されました。

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総会であいさつをされる荒木副知事

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総会風景

さて、今回のローズセミナーには、岐阜県立国際園芸アカデミー客員教授の上田善弘さんをお招きしました。30年以上にわたりバラの研究に取り組み、バラの遺伝資源探索のため、中国を中心として、ラオス、イランなど数多くの国を訪問して調査を続けられている日本のバラ博士です。
今回の講演テーマは、「バラの軌跡をたどる・・・栽培バラの歴史とそのルーツ、遺伝資源まで」。何千年も前から存在していたことが知られているバラを、人間は、薬として、香りとして、観賞用として利用できることに気づきました。、そこで、栽培や改良を経て有用植物として活用するようになり「バラ」という文化遺産になりました。その長い歴史を、豊富な研究成果から得られた資料を使ってお話しいただきました。学術的な内容を分かり易く説明していただき、参加者の方々のバラへの思いがより深まったことと思います。とても興味深い内容だったという意見が多数寄せられました。

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講演風景

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バラ博士 上田善弘さん

恒例の兵庫県産バラの展示会も開催され、会場を華やかに演出しました。今回参加者にお渡しした会報25号に掲載した淡路市のバラ生産農家、集堂昭典さんのあでやかなバラも多数展示され、皆さんに楽しんでいただけたことと思います。

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ずらりと並んだ兵庫県産バラ

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兵庫県産バラを観賞する参加者の皆さん

来年度の総会&ローズセミナーをご期待ください。