研修旅行「ふれあいの旅・淡路島」に行ってきました。
開催日:10月20日(水)
研修先: 兵庫県立淡路景観園芸学校(淡路市)
淡路ファームパークイングランドの丘(南あわじ市)
淡路島中村バラ園(南あわじ市)
参加者: 41名
内 容:
今回の研修旅行は、淡路花博20周年花みどりフェアの一環として開催しました。春にも淡路島への旅を計画しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大でやむを得ず中止になり、秋に合わせて再度研修先を変更して企画しました。
定員を例年の半分に減らすなど感染対策をしながら、秋晴れの淡路島を満喫しました。
【開かれたキャンパス、淡路景観園芸学校へ】
淡路景観園芸学校では、調査研究や教育のための庭園やキャンパスなどが一般公開されています。
ボランティアガイド「アルファメイト」さんの案内で、10人ずつに分かれて丘陵地に広がる広大な「ALPHAガーデン」へ。この学校を卒業されたガイドさんの、豊富な知識とガイドとしての長年の経験に裏付けられたお話に、植物への興味をかけたてられました。静かで豊かな時間を過ごすことが出来ました。
<ガイドツアー風景>
次に多目的ホールで園芸療法のワークショップを行いました。講師は、同校の景観園芸専門員で、園芸療法インストラクターの上地あさひさん。同校のパンフレットによると、「園芸療法は、植物や緑のある景観が疾患や障がいを問わず、すべての人のストレスを下げることや、園芸(ガーデニング)が誰にも楽しく毎日続けやすい運動になるという特徴を用いた療法」。スライドを使った解説の後、実習として、「花のお弁当箱」づくりをしました。バラを織り交ぜたこともあり、豪華なお弁当箱が出来上がり、参加者の笑顔で和やかな雰囲気になりました。
お昼は、構内にある「カフェテリア花の詩」でランチをいただきました。
<園芸療法講習会風景>
<「花のお弁当箱」製作中>
<美しく仕上がった「花のお弁当箱>
【「淡路ファームパーク イングランドの丘」へ】
イギリスの湖水地方をイメージしてつくられた農業公園です。シンボル的な存在としてのコアラが有名ですが、1500平方メートルのバラ園もあり、約115種、680株が植えられています。開花状況はいま一つでしたが、アイスバーグとノックアウトシリーズのバラはよく咲いていました。
<淡路ファームパーク イングランドの丘 バラ園>
10万本を誇るコスモスはちょうど満開で、青空の元で風になびくコスモス畑の風景は壮観でした。
<淡路ファームパーク イングランドの丘 満開のコスモス>
【「淡路島中村バラ園」でバラの摘み取り体験】
毎年総会・ローズセミナーとともに開催する県産バラ展示会でバラを提供していただいているバラ生産農家、中村バラ園を訪問しました。作業場やバラを保管する冷蔵室に入ったりしてバラの生産現場を見学したり、6人ずつのグループに分かれてビニールハウスに入り、バラの摘み取りを体験しました。農家直売価格で販売されているバラを購入される人も多く、バラ三昧のひとときになりました。
<バラの摘み取り体験>
<作業中の中村バラ園中村さん>
昨年秋、今年春に計画していた研修旅行が、コロナ禍のためにともに中止になり、いつ再開できるのだろうと不安が募っていましたが、今回無事に開催することができ、安堵しています。
来年こそは、多くの会員さんとともに県外のバラ園に出かけられたらいいですね。
淡路花博20周年花みどりフェアは今月末まで。残り一週間ほどです。まだ訪れていない方は、秋の淡路島に是非お出かけください。
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